藤代範雄のガラスはどのようにして生まれるのでしょうか。
沖縄の琉球ガラス村での制作風景を動画と写真でご紹介します。
藤代と職人さんがそれぞれに色の違うガラスを窯から巻き取ります。藤代は絵筆を持ち替えるようにして次々に真っ赤なガラスを巻いた棒を受けとっては、鉄板のうえに垂らし、絵を描いていきます。バーナーの音で聞き取りにくくなっていますが、藤代が大きな声を出して線の終わりを指示すると、職人さんがハサミでカット。ご覧のとおり、瞬間勝負であるガラス制作は、タイミングが命。多くの熟練した職人さんの助けが欠かせません。琉球ガラス村の職人さんはひとりひとりが優れたガラス作家でもあります。真っ赤なガラスはこのあと繊細な温度管理を経て完成します。活気に満ちあふれ、かつ神秘的な制作風景です。
- 窯からガラスを巻き取ります。
- ガラスは熱のかたまりです。
- 入魂。
- 絵筆のようにして描きます。
- 真っ赤なガラス。すばやく窯へ運ばれます。
- およそ600℃の窯で徐冷します。
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